テックスビジョンミカワ

愛知県蒲郡市で開催される三河産地の繊維総合展示会、TEXVISION MIKAWAの総合サイトです。

こんな繊維があったらいいな

蒲郡市内の小学5年生が考えた、「こんな繊維があったらいいな」という夢のアイデア。
今年は、441点の応募がありました。
応募作品は、伝統ある蒲郡の繊維業界で活躍する経営者によって厳正に審査され、金賞・銀賞・入選作品を選定、講評しました。テックスビジョンミカワのイベント当日には、その中から金賞3点の実物展示をしました。
自由な発想の中から生まれたワクワクするアイディアいっぱいの作品をお楽しみください。

 

【金賞】「蚊がよってこなくなる服」 大塚小学校 竹内香乃

繊維になった状態のものであれば現在『防蚊加工』という繊維に薬剤を塗布する加工もあります。薬剤の開発も進んでおり、他には『防虫加工』や『防ダニ加工』もあります。将来を支える皆さんが他にもこんなものがあったらいいなというものがあれば繊維に付ける薬剤の開発に携わって、一緒に繊維業界の活性化ができれば嬉しいです。

艶栄工業㈱ 福井広光

 

【金賞】「もっているだけで自然が豊かになる布」 形原小学校 牧原綾音

これからは自然との共生がテーマになる時代です。SDGsの取り組みを意識して暮らすのは難しいですが、この布があればみんなが自然を大切に想う世の中になりそうですね。

公大㈱ 鈴木公輔

 

【金賞】「花をそだてらるポーチ」 竹島小学校 山本鈴歌

季節に左右されることなくいつもキレイな花に囲まれて大好きな花を持ち歩くことによって心も豊かになり大変夢の広がる発想だと思います。
『繊維と自然』 とても相性がよさそうで実現できる可能性を強く感じます。

小森㈱ 牧原浩昌

 

【銀賞】「心が痛んでもおちつかせてくれるリボン」蒲郡南部小学校 池田朱璃 

日々の生活で、悲しいニュースなどを目にすることも多いかとおもいます。そんな自分のことでなく、人々の気持ちを考えたアイデアに心打たれました。気持ちを落ち着かせる方法はいろいろありますが、繊維というかたちで人々の心に寄り添えたら素敵ですね。

蒲郡市役所 竹内敦司

 

【銀賞】「すてきなけしきが見れるカーテン」蒲郡南部小学校 鵜飼真帆

私も子供の頃は、カーテンを開けたら、どんな景色が広がっているのだろう?という期待を持って、カーテンを開けていました。
カーテンの向こう側に、真帆さんの期待通りの光景、もしくは期待を超える光景が広がっているかと思うと、カーテンを開ける時にワクワクが止まらない素敵なアイデアです。

サンローズ㈱ 榊原功二 

  

【銀賞】「土砂くずれに負けないカラフルなかべ」塩津小学校 松下真悠

ひと目見て、「これだ!」と感じました。近頃、台風もさることながら、ひと昔前まではなかったゲリラ豪雨という言葉をよく耳にします。台風とゲリラ豪雨によって、今後ますます土砂崩れなどの災害を引き起こす危険性があります。

このカラフルなかべは、そんな危険を全て防いでくれるでしょう。繊維なので持ち運びも容易、水を含むと膨張して丈夫な壁になる。しかも人をあきさせないカラフルなデザイン。着眼点、アイデアがすばらしいです。

蒲郡市役所 黒田俊介

 

【銀賞】「いろいろな景色が見えるカーテン」大塚小学校 山口裕大

カーテンは毎日必ず使う物です。そのカーテンでいろいろな景色が見えたら毎日がすごく楽しくなりますね。身近にあってもなかなか意識しないカーテンを使ったアイデアはすばらしいと思いました。コロナで外に出られない人たちのことも考えた優しい発想にも感動しました。

三敬㈱ 石田篤則

 

【銀賞】「いつでもおいしい野菜とくだもののまほうのふくろ」三谷東小学校 石田彩純

おばあちゃんの知恵には、素敵なヒントがありますね。
果物や野菜がとても色鮮やかで色彩がとても素敵です。
特別な加工と言う発想にも感心しました!

リアライズ-オウ㈱ 上野真奈美